傾聴と対話を大切に「寄り添い」の姿勢で安心を届ける
2019年入会 支払査定部門 多々納 大地

島根県出雲市出身。2019年に新卒入会し、松江、出雲、浜田の損害調査サービスセンターで経験を積み、2024年より郷里の出雲で勤務。JA共済連島根の野球部に所属。趣味は筋トレで、体づくりのための高タンパク料理にも凝っている。

現在の業務内容

「困った」を解決へ導くとともに
JA共済とJA各支部をつなぐ役割も

自動車共済のご契約者様が事故をされた際、初期対応を行ったJAからバトンを受け継ぎ、今後の流れの説明、ご契約者様自身が行うことの説明やフォロー、示談交渉、共済金の支払いなどを行なっています。また、管轄の統括支店で毎月リレーションミーティングを実施。ご契約者への対応や受付状況に間違いがないか、ご契約者が気持ちよく手続きできているかなどを確認し、JA共済連とJAの情報共有による業務向上に取り組んでいます。また、地震や水害の際には他県の職員とともに被災地へ向かい、被害を受けた建物等の災害査定を行なっています。2024年の能登半島地震での災害査定も担当しました。

業務で心がけていること

事故後の不安な心に寄り添い、
人間らしい対応で安心へ導く

自動車共済を利用される方のほとんどが、人生初の自動車事故に直面されています。ご自身が加害者になったり、相手方が大きな怪我を負うなど、深刻なケースも。大きな混乱の中にあることを理解し、寄り添うことを大切にしています。対応の序盤には必ず心身を気遣う言葉をかけ、フォロー体制が万全であることもお伝えしています。感情があふれてしまう方や過失割合に納得できない方も、まずは傾聴。心をときほぐす対話を重ねて、必要があればご自宅に出向いてお話ししています。この数年で業務のデジタル化が進み、手続きもやり取りもスムーズになりました。しかし、対面のコミュニケーションが一番安心していただけることに変わりはありません。便利さに甘えて事務的にならないよう、寄り添いの姿勢を保ち続けていきたいです。

職場の雰囲気について

仲間と励まし合い、支え合い、
明るい気持ちで成長できる

約款や過去の事例など幅広い知識が必要で、コミュニケーション力も求められるのが損害調査SC の仕事。JA共済連島根はメンター制度があり、入会一年目は先輩がマンツーマンで指導します。ご契約者様との面談などに同行し、実際の対応を見て学べました。また、私自身が担当者としてご契約者様にお会いする際も先輩が同席してサポート。世間話でアイスブレイクするテクニックや心をほぐす話し方など、経験を通じて吸収できました。どのサービスセンターも和やかで相談しやすいムード。出雲サービスセンターでは、スムーズな対応ができると「ナイス!」と声を掛け合っています。自動車共済は人生に向き合う仕事。使命が大きい分、ほっと安らいだり励ましあったりするひとときが大きな支えに。前向きに働きながら成長できる環境だと感じています。

これからの目標

ご契約者様への対応が非常にスムーズで、〝共済の百科事典〟のように知識が豊富、さらに情報提供と寄り添いのバランスが絶妙というスーパーマンのような上司がいます。ロールモデルにし、少しでも近づけるようになりたいです。

オフの過ごし方

土曜の午前中はJA共済連島根の野球部に参加。気持ちよく体を動かせ、練習後に仲間と食事をするのも楽しみ。普段会う機会のない部署の職員と交流する機会にもなっています。最近は筋トレにハマっていて、スポーツジムでの体磨きがリフレッシュになっています。